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DSDQ4続き

【第3章】
家を出た。
妻の顔を見るのが辛くなったのではない、夢を追うのだ。と自分に言い聞かせる。

いつも教会まで連れて行ったじいさんの子供(といってもいい年したオヤジだが)が服役していた。
「やはり」という思いもあるが、じいさんには言えない事実だ。
面会すると、自分がやった罪がいかに些細なものであるかを力説し、挙句には脱走の手引きを頼まれた。
性根が腐っていると思った。
俺は家族を蔑ろにし怠惰な生活を送り最後には全てを捨てて逃げた。
だが、自分には言い訳はしたくない。そして自分が受けるべき罰と業はこれから背負っていくつもりだ。
この男とは違う…そう思っていた。

結局は昔の誼に引き摺られる形で脱走の片棒を担ぐことになっていた。言い訳はできない。
これで俺も犯罪者。
すべてが悪いスパイラルに陥っている。

妻は元気だろうか、子供にはどう説明しているのだろうか、家を出たのは失敗だったのだろうか…
いや、考えてはいけない。考えてはいけないのだ。
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